店長であれば、これはやっちゃダメ 5選~店長のための○○ #5 

店長の力になりたいARIKAです。

良くやりがちとまでは言いませんが、やっている又は過去にやったことがあるという方はまあまあいるであろうこと。しかも、店長なら絶対やってはいけないこと。店長でなくてもやらない方がいいこと。

今回は、私の実体験とともに厳選して、5つ話していこうと思います。

 

手で止めている看板

・遅刻する

まずは、基本的なところから。これは、店長に限らずやってはいけないことですよね。

しかも、店長となると立場がありますから、その重さがさらに上がります。

実体験からと言ってますので、もちろん私は経験ありです。

立場に関係なく、遅刻すると、遅刻をした当人も周りの人もとても嫌な気分になります。

自分の経験上からすると、当人は猛省するのは当然として、周りの人はあまり気にしないのがベターかな、とは思っています。

ここでは、当人の話ですが、まずは謝罪。そして、言い訳をしない。やむなしの事情や事故・事件に巻き込まれた場合は別ですが、まあたいていは寝坊かシフトの勘違いです。であれば、とにかく謝るしかないです。次に、しっかり改善策を考えて、実行すること。要は、繰り返さないことです。

さらに、ポイントになるのは、遅刻をしたという事実は二度と消えません。

個人差はありますが、だいたい遅刻してから1年くらいは遅刻する人という見えないレッテルが貼られます。なので、仕事をしていく上で、少なからず何かしらの場面で障害になってくるものです。このディスアドバンテージをしっかり受け止めて、周りと向き合っていくことになります。

当人がこのことをものすごく意識しておかないといけません。

遅刻癖のある方は早めに対策して改善しておきましょう。

・お客様の愚痴を言う

これはアパレルあるあるですね。様々なお客様を相手にする仕事なので、好き嫌いや相性の良し悪し、得意不得意もあります。でも、それはあくまでも自分の感想であり、その悪いを感想に対して周りの人に共感を求めるのは良くないですし、必要もないですよね。

しかも、店長がそれをやってしまうと、店全体にそう言った空気感が蔓延してしまいます。

そのうち、スタッフも愚痴を言い始めます。こうなると、改善するのが大変になってくるので、初めからやらないのが1番です。

もし、やってしまっている方がいたら、今すぐ自分は言わないと決めましょう。

思ってしまうのは人間なので仕方ないですが、口に出して言わないのが重要です。

・指導が指摘ばかりになる

スタッフの成長を促すために指摘をすることは必要です。

でも、それが過剰になってくると、スタッフにとってはストレスになりますし、最悪の場合には、成長の妨げになったり、やる気自体を削いでしまうことにもなります。

私もまだ未熟な頃は、ひたすらスタッフに指摘をする、指摘マシーンでした。

今考えると、とても嫌な店長だったと反省しています。

言い方や伝え方次第でどうにかなるのでは?という方。私もそれは半分は正解だと思います。

では、もう半分はというと、それは単純に指摘する数の問題だと思っています。

そもそも指摘するということは、相手に対して改善すべき問題が見えている状態です。

人は相手の悪い部分の方が目に付きやすいようになっています。それが見える度に指摘していたら正直キリがないですし、自分も相手も疲れてしまいます。

解決方法は簡単です。

相手の、スタッフのいい所を探す癖をつけましょう

そうすると、自然と相手を褒める機会が増えてきます。

これだけで悪い部分が目に付きにくくなって、指摘の数が減ってきます。

・自分がやれていないことをスタッフに強要する

これはスタッフの方から良く聞かれる意見ですね。「店長はあれやれこれやれって言うけど、自分ができてないじゃん」。「言ってることとやってることが違う」みたいなやつです。

上の指摘の話とやや連動しているかもしれないですね。

これは単純に、自分のできていないことを棚上げしない、というだけの話です。

ただ、これの厄介なところは、案外本人だけが気づいてない場合が多いというところです。

たいていスタッフが上のような会話をするのは、本人がいないところで言っている場合がほとんどなので、なかなか直接耳に入ってくることはないです。当の本人は、スタッフの成長のために、お店のために、とやる気満々なことが多いので、なかなか気づけないものです。

一度冷静になって、自分の普段の言動・行動を分析して見直してみましょう。

・自分を犠牲にする

最後はこちら。心優しい店長や仲間思いの店長にありがちなことです。

これは、ケースバイケースにはなりますが、私は基本的には自己犠牲はしないと決めておいて方がいいと思っています。特に、店長である自分だけが我慢すればいい、みたいなことはやめた方がいいです。

私は心優しいわけでも特別仲間思いなわけでもなかったですが、よく我慢はしていました。

多少であれば問題ないですし、蓄積しないのであれば大丈夫な場合もあります。

でも、ほとんどの場合はストレスになって蓄積しています。

私の場合はそれがさらに悪い方向にいってしまい、自分はこれだけ我慢しているのに、自分だけがいつも我慢している、だったらこれくらいはとスタッフへの指摘が強くなったり、仕事の一部がおろそかになってしまったりということまで起こりました。

こうなってしまったら何のために我慢しているのかわかりません。むしろ、逆効果です。

そして、ある時から私は我慢することはやめました。我慢している本人もストレスですが、相手が我慢しているのがわかった時にはその人にもストレスがかかると知ったからです。

自己犠牲の精神は話として聞く分には美徳や美談にも思えますが、実際はお互いにストレスしか生まないと思っています。

それであれば、言いたいことはハッキリ言う。我慢するなら、我慢すると言う。ため込まずに発散していく。要するに、自分に素直にやっていくのが1番だと思います。